第1章流通・コンサルタントの修羅場、そして1999年「終楽」の創業
私の商売の原点は、1947年に生まれ、泥臭い「実商売」の現場で叩き上げられてきたこの半生にあります。
かつては大手流通チェーンの戦略スタッフとして、ゼロからの新規事業立ち上げに寝食を忘れて奔走し、その後は経営コンサルタントとして、数々のドロドロした人間の利害関係をすべてこの目で直視してきました。
「日本のサービス業は、なぜもっとお客様の目線に立った、誠実な価格(実利確定)を提示できないのか」という強い憤りを形にするため、1999年のインターネット黎明期、私は株式会社終楽を創業いたしました。当時はIT世界の超有名人であった梅田英輝氏を役員に迎え、ITビジネスの拡大を誰よりも早く、最前線で牽引してきました。
あの過酷なサバイバルを生き抜き、あと3年で「創業三十年の老舗企業」の域にまで達する強固なデータ運用基盤を創り上げてきたことが、私の経営者としての絶対的な仕組み(左脳)の土台です。どれだけ会社が大きくなろうとも、私は「機械音痴の代表取締役」として、画面の向こうで震えている、お客様の一人ひとりの「心(情)」を一番に守り続けてきました。
