自坊の檀家が葬儀の事前相談でお近くの葬儀社へ行き、「【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】などいろいろありますがどうですか?」と言われてどれにしたらいいかわからなく相談したいと来ました。
しかし、お坊さんにも困る質問であって私たち僧侶にとって葬儀とは、枕経・通夜経・葬儀・四十九日法要を行うのが故人の鎮魂であります。
その事を説明しますと、「【家族葬】がいいのですね」と納得しておりました。
【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】とは仏教用語ではなく、葬儀社がマーケティング戦略の為に作った造語であり、葬儀の形なのです。
【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】などこれらの葬儀の形はあまりよく思わない部分もあります。
先ほども、書きましたが葬儀とは、枕経・通夜経・告別式・四十九日法要を行うのが故人の鎮魂であり【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】はそのプランによって枕経と通夜経を行わない、何も儀式をせず火葬場へ直接行くなどという事もあるのです。
私の近くのお寺さんも「葬儀社が勝手に葬儀の形を作るな!【家族葬】などと言葉を作って私たちにお願いするな!」とおっしゃっておりました。
このように言われる原因は、【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】の葬儀の形式によって、私たち僧侶が在家または檀家にしっかりした葬儀をあげられないからであります。
また、枕経や通夜式が無いのでお布施を安くしろと言われる始末。
これらの事から、今の現在の葬儀ではしっかりした葬儀式があまり行えないのが現状であります。
【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】はどういう葬儀形式をしているのかを説明します。
枕経・通夜経・告別式を行わず霊安室で一日安置してそのまま火葬場まで行き火葬を行う葬儀形式です。これは昔からどこの宗派にも属していない方がされていた葬儀形式です。
本来二日で行われる葬儀を一日で行う葬儀形式で、主に親族や親しい方のみで行い、忙しい方やはやく葬式を終わらせたい方などをターゲットにした葬儀です。
本来の形である二日で行う葬式を親族や親しい方のみで行う葬儀形式です。式場によっては20人~30人までは呼んでいただいてもいいそうです。
従来葬式で通夜式・告別式・火葬を親族・親しい方・近所の方など大勢の方を呼んで行う葬儀形式です。人数は50人~となっており、来場される人数によって会場を変える事もあるそうです。
【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】を説明しましたが、これらは葬儀の規模・値段によって変えておりそれぞれの家庭の事情に合わせたプランであるのです。
また、それ以外でも【身内葬】【お別れ葬】【社葬】【団体葬】などの造語で各葬儀社オリジナルの言葉を作ってマーケティングしております。
葬式を行うお坊さんの人数は寺院と檀家さんまたは非檀家さんと相談して決める事でありますが、最近では葬儀社が「遺族の方が【独葬】を選びましたのでお願いします」と勝手に決める場合がございます。
【独葬】これも造語ですが、これは一人または二人で葬儀を行う事をいい、お布施を払うのが難しい方に少ない金額で受けております。(5千円で受ける事もあります)
檀家さんや非檀家さんにも事情がありそれならばと思い行われてきた葬儀を、葬儀社のマーケティングに組み込まれているのです。
ですが、葬儀社もお客様としっかり話をされて決めている事でありますので、寺院もあまり文句を言ってはいけないのですが、遺族の方から何も相談もなく葬儀社にお願いされるだけでは納得出来ないお坊さんが多いのです。
葬儀形式は【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】などのプランから選んでもらうのがよいですが、檀家さんであれば、まずはお坊さんと話し合いそれから形式を決めて頂くのがよいです。
一般の方であれば何処の寺院に頼むか決めている方はその寺院のお坊さんと話し合って決めて頂き、そうでない方は葬儀社と相談し頼まれるお坊さんとお話をされてから決めて頂くのがよいです。
なぜ話し合う必要があるかと申しますと、お寺さんも葬儀の規模によってお呼びする人数が違うからです。曹洞宗であれば【独葬】の一人か二人、【片端】導師一人と随僧三人の四人、【両端】導師一人と随僧六人の七人で葬儀を行います。またこれは授ける戒名によっても変わりますので(院居士・院大師であれば【片端】【両端】)事前に話し合って頂かないと随僧を呼ぶために他の寺院へ連絡する時間もないのです。
その様な事情がありますので話し合って頂ければとてもありがたいのです。
造語とは他の葬儀社と差別化を図るマーケティングでありますので、【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】に限らず、これからも時代に合わせた戦略の元どんどん増えてくと思います。葬儀を考えている方などは今ではインターネットなどの情報ツールがありますので、事前に調べて勉強して頂くのがよいです。
また、お寺でもいくらでも話すことが出来るよう門戸を開いておりますので、疑問があればお近くの寺院に相談して頂くのもよいと思います。
遺族を見送ることはとても大事なことであり、適当に決めて葬儀を行ってはいけないことです。今一度、葬儀をどうするか親族でしっかりと話し合っていってください。
【直葬】【一日葬】【家族葬】【一般葬】をお考えの方はよろしければ【涙(なだ)そうそう】をご利用ください。ご質問・費用などの見積もりも致します。
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